腸内環境の改善は「腸活」という名前でも呼ばれ人気です。腸をきれいにすると、ダイエットや美肌など多くのメリットがあるのです。
逆に腸が汚れていると便秘、肌荒れ、頭痛などを引き起こしたりもするのです。
そんな腸内環境について、今回はアンチエイジング実践講座として「腸活」をテーマに書いていきますね。
今回は最終回、「腸内環境を悪化させる習慣」です。良い習慣を身に付けても悪い習慣が足を引っ張ることもあるので、ぜひ取り除いてくださいね。
前回までの記事はこちら↓
腸内環境を「悪化させる習慣」を取り除く
善玉菌(発酵食品)+善玉菌のエネルギー(オリゴ糖・食物繊維)を取り入れることで、腸内環境を改善るることができるでしょう。
しかし、腸内環境を悪化させる習慣を取り除かないと、あまり効果を感じないこともあるのです。ここからは腸内環境の「マイナス習慣」をお伝えしていきますね。
腸内環境を悪化させる主なポイントは下の3つです。
【腸内環境を悪化させる習慣】
①砂糖のとりすぎ
②食べ過ぎ・飲み過ぎによる消化不良
③睡眠不足・運動不足
砂糖のとりすぎ
砂糖は悪玉菌を増やす働きがあります。たくさん摂ると便秘にもなりやすくなり、肌のハリやツヤを奪います。
実際、甘い物好きの人は顔のシワやたるみが比較的早く現れ、外見も老けて見える傾向があるのです。
砂糖のほか「果糖ぶどう糖液糖」も同じようなものなのでなるべく控えると良いでしょう。「炭酸飲料」「スポーツドリンク」「栄養ドリンク」などに多く含まれます。
糖分は美味しいですが、ほどほどに楽しむといいですね。
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コンビニなどで人気のドリンクの糖質量
商品名 |
角砂糖の相当量 |
ボス ホームエスプレッソラテミックス 甘さ控えめ |
16.2個 |
ドトール カフェ・オ・レ |
8.8個 |
スターバックス カフェラテ |
4.3個 |
ジョージア エメラルドマウンテンブレンド |
3.6個 |
ワンダ モーニングショット |
3.1個 |
い・ろ・は・す もも |
6.6個 |
カルピスウォーター |
13.7個 |
ポカリスエット |
7.7個 |
アクエリアス |
5.8個 |
レッドブル |
6.7個 |
ウイダーinゼリー・エネルギー |
11.2個 |
C.C.レモン |
12.6個 |
カゴメ 野菜生活100オリジナル |
3.7個 |
カゴメ 野菜一日これ一本 |
3.4個 |
コカコーラ 500ml |
14.1個 |
ファンタオレンジ |
14.3個 |
消化不良/運動不足と睡眠不足
砂糖の他に「食べ過ぎや飲み過ぎ」も腸内環境を悪化させる原因です。腸内に一度にたくさんのものが入ると、うまく消化吸収できず腸が汚れてしまうのです。
また、食事は夜寝る2~3時間前までには済ますことがお勧めです。食べてすぐ寝ると消化不良で腸が汚れてしまいます。
さらに、「運動不足」や「睡眠不足」も腸内環境を悪化させ老化促進につながります。
逆に2014年のアイルランドユニバーシティ・カレッジ・コークの研究によると、運動が腸内環境の改善につながることが確かめられているのです。
普段は仕事などで座る時間が長くとも、1時間に1回以上は立って歩いたりスクワットすると良いですね。
それだけでも腸内環境が改善しやすくなり、若見え素肌に繋がっていくのです。
腸内環境を破壊する薬
最後に、「抗生物質」も腸内環境を破壊する成分なのでできるだけ控えると良いでしょう。
抗生物質は腸内の悪玉菌だけでなく善玉菌まで殺菌して腸内環境を破壊してしまいます。
一度破壊された腸内環境は戻るのに時間がかかるため、どうしても必要な場合以外は抗生物質は要りません。
ちなみに、細菌を殺す抗生物質はウイルス性の風邪には効果ゼロなので、風邪に抗生物質は一切必要ないですね。
※科学的には効果ゼロですが、「治る気がする」という思い込みの力で実際に治ることはあります。思考は体に物理的な影響を与えるので、プラシーボ効果を求めて薬を飲む人もいますね。