腸活アンチエイジング①「発酵食品」/アンチエイジング実践講座

腸内環境の改善は「腸活」という名前でも呼ばれ人気です。腸をきれいにすると、ダイエットや美肌など多くのメリットがあるのです。

逆に腸が汚れていると便秘、肌荒れ、頭痛などを引き起こしたりもするのです。

そんな腸内環境について、今回はアンチエイジング実践講座として「腸活」をテーマに書いていきますね。

腸活のメリット

まず、腸が汚れていると毒素が腸から全身に回って肌老化が加速します。

そして腸と脳は迷走神経と呼ばれる神経で繋がっているので、腸の毒素は脳にも影響してストレス増加や頭痛なども引き起こします。

逆に、腸内環境を整えるだけでも下のようなメリットがあるのです。

【腸内環境を整えるメリット】

代謝が良くなり、シミシワくすみを減らして見た目が若くなる

便秘解消で毎日スッキリ

毒素が全身に回らなくなりニキビや肌荒れが減少する¥

アレルギー物質を排出しやすくなり花粉症を改善する

免疫力が上がり風邪などにかかりにくくなる

血流が良くなり肩こりや頭痛が改善する

脳に毒素が回りにくくなり、イライラしにくくなる

代謝が良くなり冷え性を改善太りにくくなる

ストレスに強くなる

集中力が高まる記憶力が高まり物忘れが減る

自律神経が整い、だるさや疲れやすさが減るぐっすり眠れるようになる

 

腸内環境の改善は、美肌づくりだけでなく健康的な生活を送る上で絶対に押させるべきなのです。

そこでここからは、腸内環境改善のポイントをお伝えします。

「善玉菌」を取り入れる

よく知られているように善玉菌には乳酸菌やビフィズス菌などの「善玉菌」は、腸内環境の改善に役立ってくれますね。

善玉菌を取り入れるにはなんといっても「発酵食品」がいいですね。

※発酵食品で具合が悪くなる方は無理しない方が良いでしょう。

【発酵食品を食べるときのポイント】

発酵食品に含まれる微生物は60度くらいで死んでしまいます。そのため、なるべく熱を加えずに食べるといいですね。

ただ熱を加えると美味しくなるものもあるので、そこはお好みでご利用ください。

納豆・味噌(一番オススメ!)

納豆と味噌はほとんど完全な栄養バランスを持つ、一番オススメの発酵食品です

良質なアミノ酸や食物繊維がたっぷり摂れ、老化を遅らせ若さを保ってくれる効果もあります。  

また味噌には食塩が含まれますが、味噌を食べると高血圧が減るという研究成果があります。

発酵食品にすることで、食塩のダメージを和らげてくれるのです。味噌は体を温めてもくれるのでぜひ毎日とるといいですね。

またかつお節も発酵食品の一つで全身の細胞を活性化させてくれます。

豆腐にふりかけても良いでし、カツオだしの味噌汁にすると素晴らしい健康食品になりますね。

塩麹

塩麹はどんな食材にも使える「万能調味料」です。ビタミン類が豊富に含まれていて、疲労回復効果も高いのです。

出典:エスビー食品

 

精神的なストレス軽減効果もあり、カラダとココロの疲れを取ってくれますね。

塩麹レシピはこちら←

黒酢

黒酢は他のお酢よりもビタミンやミネラルが豊富です。

出典:COSMOPOLITAN

 

そして老廃物を排出してくれ、疲労回復にも効果的なのです。

サラダやご飯にサッと かけて使うこともできますね。黒酢の他には「リンゴ酢」もとてもオススメです。

黒酢レシピはこちら←

リンゴ酢のレシピはこちら←

キムチ、漬物

キムチは乳酸菌や食物繊維を大量に含んでいます。

出典:レタスクラブ

 

乳酸菌だけでも腸内環境の改善に効果を発揮してくれますが、そこに加わる「食物繊維」が乳酸菌を増やすエネルギーとなってくれるのです。

キムチ以外の漬物も一緒ですね。

出典:食べチョク

 

「乳酸菌×食物繊維」が腸をキレイに掃除してくれ、免疫力アップにも役立つのです。そうすると風邪などにかかりにくくなり体調も良くなりますね。  

ヨーグルト

ヨーグルトには多くの乳酸菌やビフィズス菌が含まれます。これらは善玉菌の代表格のようなものなので、積極的に摂るといいですね。 

ただし、ヨーグルトを選ぶときは「プレーンヨーグルト」を選ぶことが大切です。

そこにフルーツ、ナッツ、オートミールなら入れて良いですが、フルーツ果汁、砂糖、甘いシリアル、酸味料、香料、安定剤など、余計なものはいらないです。

砂糖も安定剤も腸内環境の改善にはつながりません。

そして、ヨーグルトには次回お伝えする「フラクトオリゴ糖」を入れることもおすすめです。フラクトオリゴ糖はヨーグルトの善玉菌を増やしてくれる効果があるのです。

【発酵食品の効果UPの秘訣とは】

発酵食品を摂るだけでも善玉菌が増えますが、その善玉菌をさらに活性化する方法があるのです。

イギリスのオックスフォード大学の研究によると、善玉菌の種類が多いほど腸の健康が増すことがわかりました。

たとえば納豆でもメーカーによって菌の種類が違うのです。そのため、定期的にメーカーや産地を変えていろいろな菌を取り入れたほうが良いのです。

出典:クラベタ

 

さらに、それぞれの発酵食品はそれぞれ特有の細菌を持っています。

ヨーグルトならサーモフィラス菌、味噌ならハロフィラス菌、キムチならラクトバチルス・プランタルム菌といった感じです。

特定の食品ばかり食べると腸内細菌の多様性が限られるので、納豆、味噌、キムチ、ヨーグルトなど、いろんな種類の発酵食品を摂ると腸内環境をより良い状態にしてくれます

 

次回は「善玉菌のエネルギー」についてお伝えしていきますね。

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