体の「酸化」について聞いたことがあるでしょうか。
「酸化」とは体のサビのようなものです。体が酸化すると細胞が傷ついて肌も内臓も衰えてしまうのです。
体が酸化した結果、シミ、くすみ、シワ、肌荒れ、乾燥が起こり老け見えの原因となるのです。
今回はそんな体の「酸化の原因」について見ていきます。
これを知ることで原因を少しでも減らして、老化のスピードを遅らせることができるのです。
すると体がサビにくくなり見た目が若返っていきますね。
目次
「酸化」の原因「活性酸素」
■原因①:紫外線
紫外線を浴びると体内で活性酸素が大量に発生します。活性酸素は細胞を破壊し衰えさせる効果がるのです。
紫外線は肌老化の原因の約8割にもなるので絶対に対策が必要です。
■原因②:タバコ・受動喫煙
タバコを吸うと早く老けます。
タバコの煙は大量の活性酸素を発生させるだけでなく、活性酸素を除去するビタミンCを破壊します。
その結果、タバコで体は二重に酸化してしまうのです。
■原因③:ストレス
ストレスは活性酸素を発生させます。
適度なストレスは成長に必要ですが、強すぎるストレスや終わらないなストレスは身体を壊してしまいます。
■原因④:お酒の飲み過ぎ
アルコールを分解すると活性酸素が発生します。
適度な量ならストレス解消に良いですが、飲み過ぎると早く老けるのです。
■原因⑤:食べ過ぎ
食べすぎると消化に大量のエネルギーが使われ体の疲労がたまります。そして活性酸素も大量に発生してしまうのです。
特にジャンクフードは栄養バランスが悪く酸化した「悪い油」も多く使われており、食べると早く老けてしまいます。
■原因⑥:運動しすぎ
適度な運動は体の健康にもストレス解消にも良いですが、運動しすぎは体にとってストレスとなり活性酸素を発生させます。
その結果、早く老けることになるのです。
■原因⑦:医薬品
医薬品は体にとって必要不可欠な物質ではありません。薬が体に入ると活性酸素が発生して体を老けさせてしまいます。
また「抗生物質」は腸内の悪玉菌だけでなく善玉菌まで殺菌して腸内環境を乱すので、どうしても必要な場合以外は使わないことがお勧めです。
■原因⑧:加齢
25歳を過ぎた頃から抗酸化力(体を酸化から守る力)は低下していき、40歳を超えると急激に低下します。
しかし、あきらめる必要はありません。
毎日のライフスタイルを変えることで、抗酸化力は高めることができるのです。
アンチエイジングを人選するには、まずは「酸化の原因」を減らすことから始めると良いですね。
加齢については減らしようがないですが、その他は全て対策が可能です。
原因というマイナスを減らさずプラスの習慣を取り入れても、マイナスに足を引っ張られて結局大した効果はでないのです。
まずはマイナスを減らすところに集中することが、アンチエイジングの第一歩となりますね。