「集中力・記憶力を落とす」食べ物/アンチエイジング実践講座

ビジネスや勉強に集中する方法はいくつかあります。

静かな場所で作業する、椅子やデスクに気を配るなどのオフィス環境のこともありますが、睡眠を十分にとる、運動するなどの身体に関することもありますね。

それらの中で集中力を高める上で特に効果の大きいのが「食事」です。

食事が適切でないと集中力は簡単に落ちますし、逆に適切な食事をしていると脳のパフォーマンスは勝手に上がるようになるのです。

今回は脳のパフォーマンスを高めてビジネスや勉強に取り組めるようになるために、集中力・記憶力が下がる食事についてお伝えします。

砂糖が入った食品

砂糖がたくさん入った食べ物や飲み物は記憶力を落とします。

脳を働かせるにはグルコースが必要なので甘いものが効果的だと勘違いしている人がいますが、脳を働かせるのに甘いものは必要ではありません。

ご飯や野菜などの炭水化物を食べれば、そこからグルコースが作られ脳は十分働きます。

甘いものを食べたり飲んだりすると一時的に気分が上がり脳のパフォーマンスが上がったような気になるものの、すぐに落ちて結局はパフォーマンスが落ちるのです。

砂糖はむしろ脳のパフォーマンスを落とすので摂る必要はないですね。

揚げ物

約1万8000人を対象とした研究で、揚げ物を含む食事を摂ると記憶力が低下することがわかりました。

「高温で加熱した油=酸化した油」は脳の血管を傷つける可能性があるのです。

また別の研究では、揚げ物を多く食べる人はうつを発症しやすくなることもわかっています。

酸化した油は脳にも血管にも大きなダメージを与えます。ほどほどにしておくと良いですね。

GI値の高い食品

GI(グリセミック・インデックス)値とは、食べ物を食べた時の血糖値の上がりやすさのことです。

たとえば、白米、うどん、ラーメン、食パンなどは血糖値が上がりやすい食品です↓

 

GI値の高い食品も砂糖と一緒で血糖値を急上昇させるので、その後に急降下させ脳のパフォーマンスが下がるのです。

これらは食べることは良いですが単独では食べず、おかずと一緒に食べたりオリーブオイルなどを加えたりして血糖値の上がり方をゆるやかにすると良いですね。

また抗糖化食品は血糖値の上昇を抑えてくれるので、食事に取り入れることで脳のパフォーマンスを低下しにくくしてくれます。

加工肉

ハム、ベーコン、ソーセージなどの加工肉の多くには色を赤く見せる発色剤が含まれます。

これが「硝酸塩」と呼ばれる成分で、体内に取り入れると腸内細菌にダメージを与えたりガンにつながったりするのです。

この硝酸塩も記憶力を落とす成分なので、極力取らないことが大切ですね。

 

美味しいものの中には身体にダメージを与え、早く老けさせ、記憶力や集中力を落とすものがあるのです。

食事を選ぶ基準は「好きだから」「美味しいから」だけでなく、「体に良いから」という基準も加えると良いですね。

体に良いという基準で選んでも美味しいものはたくさんあります。

自分のためにも、自分の周りの人たちのためにも、長期的な視点で生活習慣を見直してみると良いですね。

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