世界は見方でシンプルになる/E=mc2と色即是空2021.10.31前回までのブログではこの世界は「一様」であることを見てきました。 https://takuro-s.com/cosmos/ 今回は20世紀最大の物理学者の一人であるアインシュタインの公式と、仏陀が作った般若心経の中心となる「色即是空」の意味について見ていきます。 違う二人が違うことを言っているようで...合唱曲COSMOS/宇宙の巨大リサイクルシステム2021.10.30前回のブログでは、世界の材料はすべて同じものであり、この世界は「多様」ではなく「一様」だというお話をしました。 https://takuro-s.com/origin_of_unverse/ 今回は世界が「一様」だからこそ可能となる「物質のリサイクルシステム」について見ていきます。 この世界の姿を...世界は多様なんかじゃない/宇宙の起源から見る世界観2021.10.29この世界はたくさんのもので溢れています。 人、建物、車や機械、動物たち、森、海、水や空気、土、砂漠、星や宇宙、いろいろなものがありますね。 さらにそれらを細かく見ていくと、水素、酸素、窒素、鉄などさまざまな材料でできています。 しかし、一見たくさんのもので溢れているように見えるこの世界は、視点を変え...自分を守るから自分が消える/人生の主導権2021.10.25動物園の動物と野生の動物、寿命が長いのはどちらでしょう? 食料でも衛生面でも動物園の方がはるかに恵まれた環境です。食べ物に困らず敵に襲われる心配もありません。 しかし、寿命が長いのは圧倒的に野生です。そしてその理由には「自由」が関係しているのです。 自分が自分でなくなっている 野生のアフリカ象の平均...「他人の枠」にはまらない/季節は4つで虹は7色?2021.10.22私たちは気づかないうちに「他人の枠組み」でものを見て、そして考えています。 普段は意識することはないですが、あえて意識することで他人の枠組みから自由になってこの世界の本当の姿が見えやすくなるでしょう。 季節は本当に4つ? 私たちは当たり前のように1年に季節は4つだと考えています。しかし、本当に4つで...カオナシには自分がない/他人視点で生きる文化2021.10.19人は多かれ少なかれ文化というフィルターを通して物事を見ています。「菊と刀」という本のなかでは、日本文化は「恥の文化」であると指摘されます。 自分の基準で自分を律する欧米の「罪の文化」とは対照的で、他者の基準で自分を律するのが「恥の文化」の特徴です。 つまり、自らの行動を決める基準は他人にある、という...