マーケティングに生かす「アート思考」 合唱曲COSMOS/宇宙の巨大リサイクルシステム 前回のブログでは、世界の材料はすべて同じものであり、この世界は「多様」ではなく「一様」だというお話をしました。 https://takuro-s.com/origin_of_unverse/ 今回は世界が「一様」だからこそ可能となる「物質のリサイクルシステム」について見ていきます。 この世界の姿を知ることで、世界を見... 2021年10月30日
マーケティングに生かす「アート思考」 世界は多様なんかじゃない/宇宙の起源から見る世界観 この世界はたくさんのもので溢れています。 人、建物、車や機械、動物たち、森、海、水や空気、土、砂漠、星や宇宙、いろいろなものがありますね。 さらにそれらを細かく見ていくと、水素、酸素、窒素、鉄などさまざまな材料でできています。 しかし、一見たくさんのもので溢れているように見えるこの世界は、視点を変えるとまるで一枚の布の... 2021年10月29日
マーケティングに生かす「アート思考」 岡本太郎さんの芸術とは/挑戦して爆発するアートの極意 前回のブログでは、村上隆さんの作品がなぜ高値で取引されるのかについて見てきました。 https://takuro-s.com/murakami_takashi/ 作品単体の価値に加えて 「新しいコンセプト」 「ニーズやトレンドへの合致」 「わかりやすい伝達」 といった「文脈」の価値が加わったことがポイントでしたね。 今... 2021年10月28日
マーケティングに生かす「アート思考」 村上隆のコンセプト/スーパーフラット 以前ニューヨークのオークションで村上隆さんの作品が数千万円で落札され話題になりました。今では世界的に有名なアーティストです。 落札額も驚かれましたが、特に驚かれたのは彼の作品それ自体です。 その作品はそれまで多くの日本人がイメージしていた「値段の高い絵」とはあまりにもかけ離れていたのです。 彼の作品はまるでアニメ画像の... 2021年10月27日
マーケティングに生かす「アート思考」 自分を守るから自分が消える/人生の主導権 動物園の動物と野生の動物、寿命が長いのはどちらでしょう? 食料でも衛生面でも動物園の方がはるかに恵まれた環境です。食べ物に困らず敵に襲われる心配もありません。 しかし、寿命が長いのは圧倒的に野生です。そしてその理由には「自由」が関係しているのです。 自分が自分でなくなっている 野生のアフリカ象の平均寿命は56歳ですが、... 2021年10月25日
マーケティングに生かす「アート思考」 「他人の枠」にはまらない/季節は4つで虹は7色? 私たちは気づかないうちに「他人の枠組み」でものを見て、そして考えています。 普段は意識することはないですが、あえて意識することで他人の枠組みから自由になってこの世界の本当の姿が見えやすくなるでしょう。 季節は本当に4つ? 私たちは当たり前のように1年に季節は4つだと考えています。しかし、本当に4つでしょうか? よく考え... 2021年10月22日
マーケティングに生かす「アート思考」 カオナシには自分がない/他人視点で生きる文化 人は多かれ少なかれ文化というフィルターを通して物事を見ています。「菊と刀」という本のなかでは、日本文化は「恥の文化」であると指摘されます。 自分の基準で自分を律する欧米の「罪の文化」とは対照的で、他者の基準で自分を律するのが「恥の文化」の特徴です。 つまり、自らの行動を決める基準は他人にある、ということです。 善悪の基... 2021年10月19日
マーケティングに生かす「アート思考」 13歳からのアート思考/固定観念からの解放 今回は「13歳からのアート思考」を元に、アートの見方について書いていきます。 《緑の筋のあるマティス夫人の肖像:マティス》 【投げかけられた問い】 目に写るままの色でなくとも良いのではないか? それまでは現実により近いほど優れた芸術だと考えられていた。しかし、カメラが登場したことで写真に勝る絵を描くことはできなくな... 2021年10月17日
マーケティングに生かす「アート思考」 「常識」を外す「なぜ?」/狭い世界を突破してみる 常識って何でしょう? 私たちが常識だと思って疑わないことでも、他の人たちから常識ではないこともあるのです。そもそも常識とは、「目の前のことしか知らない」人が持つ偏見に過ぎません。 日本文化を外から見てみると自分の常識がよくわかります。 固定観念で人を縛る 日本では夫婦別姓は家族の絆を壊すという理由で反対する人が多くいま... 2021年10月16日
マーケティングに生かす「アート思考」 演劇とドーナツの共通性 最近、あるドーナツを食べて感動しました。 単においしかったからということもありますが、それよりも、それを作った人の思想に共感したからなんです。 そしてそのドーナツに込められた思想というのが、演劇界で有名な平田オリザさんの思想とそっくりなんです。 計算された「ありのまま」 平田さんの作る演劇には、他とは違う特徴があります... 2021年10月15日